生炊きしらすの特徴とは？
生炊きしらすは名前のごとく生きている状態で炊き上げる製法です。
水揚げされた鮮度の高いしらすを炊き上げることでふっくらと膨れ上がり、おいしさが凝縮されます。
なお、佃煮の場合はタレに漬け込んでから炊き上げます。
それによりタレの旨味がしらすに浸透し、濃厚な味わいになります。
実はこの生炊きは、非常に難しい作業なんです！
鮮度が落ちてしまったり、しらす自体が傷ついているとふっくらとした仕上がりになりません。
また少しでも鮮度が落ちていると生臭い状況になりかねません。
そして炊き時間も微調整が必要です。
だいたい30分ほどで炊き上がりますが、この時間が長すぎるとしらすが固くなって美味しくなりません。
時期によってしらすの状態をしっかり見極め、微妙に時間を変えることもあります。
この炊き上げ時間の見極めも重要な要素となります。
マル伊商店で作っている生炊きしらすの佃煮は、南知多の漁港でとれたものをその日の1時間後には生炊きとして加工しています。
漁港近郊に製造工場を兼ねそなえているマル伊商店だからこそ実現できる生炊きなのです。
そして不純物がないか入念なチェックを行い、商品として出荷されます。
ぜひ、鮮度抜群の生炊きしらすの佃煮をご堪能ください。